最近はムダに暑い日が増えましたね〜夏は虫も出ますし嫌なことしかないです。この時期になると大学の授業の内容もレベルが上がってきて、最近はラテン語が大変になってきました…ただやはり英語史も考えると語源学的側面を持つので勉強していて楽しいですね(英語で助動詞のことをauxiliary verb(s)と言いますがこのauxiliaryがラテン語のauxilium(支援・協調)をもとにしていることを最近は知りました)。早くも冬を待ち望んでいる自分ですがこれから来るのは夏、みなさんは過去問に本格的に取り組んでいく時期になりますね〜大変だ〜
そこで今回は「共通テスト過去問の復習法」ということでお話をさせていただくのですが、自分が英語以外のことを話してもろくなアドバイスにならないので英語に限ろうかと思います。簡潔に言うと、英語の過去問の復習は「採集」です。まず、過去問に限った話ではないのですが、”出会った単語”は覚えましょう。よく「そんなこと知ってる必要はない!」とか「そんな単語使わん!」というようなことを言う思考回路的にお年を召した方々がいらっしゃいますが「なんか言ってるぜ」という感じでガン無視しましょう。結論から言えば「結局どちらにせよ大して覚え切れない」です。単語の問題は全て「知ってれば解ける」のですから、その知らない単語の幅を少しでも減らすだけで本番で結果を左右する1点に繋がりうるわけなので、単語帳で知ってるものを反復して「これ知ってるで」とかしてる暇があったら解いた長文中の知らない単語全部覚えようとする方が有意義です。
次に「なぜ間違えたか」です。古文などと違い主節で大体主語の示される英語では間違えた際に”読み違い”ではなく単純に表現やフレーズの意味を取り違えていることがほとんどだと思います。なのでここでも「知らない表現は抽出して覚える」というようなことを徹底しましょう。復習としてはこれだけです。結局は「知ってるか知っていないか」なので”覚えましょう”。それ以外だったら読む速さや問題の解き方など、復習ではなく「解いている時」の話になります。