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2024年 8月 28日 夏休みがおわっちゃうよ~【濱島】
こんにちは、濱島です。もう8月も終盤戦、夏休みが終わった人もいるかもしれませんね。
さて、夏休みが終わる、というのが何を意味するのかというと1か月半ほど確保していた勉強時間も学校行事などでここからは若干減るということです。夏休み期間ほど自由の利かない日が今後続く中で重要になってくるのは「何をいつすべきなのか」という点です。限られた時間だからこそ今まで以上に無駄に過ごすことができないことを頭に入れておきましょう。
夏休みの間、とてつもない勉強量をこなしたみなさんだからこそ「何が足りていないのか」「どの程度を目指すべきなのか」といったような点はかなり明確になったはずです。そこを過去問などの演習を通してたたいていくのがここからの時期になるので、逆にまだ先の見えない状態にある人は今後勉強を続けながら整理していきましょう。
私事ですが、最近は専ら自分の時間が多く取れるので趣味で翻訳を進めています。大学の授業で少し触れた作品、書店に足を運んで目に入った洋書など様々ではありますが何か作品を自分で選び、ゆっくりと、好きな音楽でもかけながら日本語におこしています。十九世紀から二十世紀初頭の作品については作品それ自体だけでなく参考になる訳もネット上で見つかるのでそうしたものも活用しながら自由に進めています。翻訳自体は過去問の文章などを用い受験生の頃にもしていて、今と同じように何か音楽をかけながらじっくり辞書を引きつつ、訳を照らし合わせていました。もちろん当時は休憩がてら、だったので一日当たりせいぜい三十分から一時間ほどだったと思いますが、いい息抜きになりました。
自分のペースで英文と向き合い、正確に読み合わせて適当な日本語訳を作成、照合する。試験日という期限に向けて焦燥感に駆られながら勉強する時間がほとんどの中でそうした機会を設けるのは些か訝しげに感じられるかもしれませんが、「読めた気になっている」、あるいは「知っている気になっている」箇所が見つかる点ではこれ以上にない好機であって、それを休憩として成せるのであればそれ以上のことはないはずです。肩の力を抜いて、一旦スローペースで勉強してみるのも休憩になるかもしれませんね。
話が逸れましたが、自分がこの翻訳の話で伝えたいのはこれから先特に重要になるのは「構成能力」だということです。この先触れていくのは専ら二次試験の問題であり、これまでの問題集や共通テストに包含される問題以上に自身の手による解答作成能力が要求されます。「自分の語彙を以て文章に触れ、文脈、状況に合うように適切な日本語訳を見つけ、文章におこす。」これはあくまで翻訳の過程ですが解答を作る「構成能力」という点では一貫して共通する点になりますよね。
前述の通り、ここまでの夏休み、そして残り少しの使える時間で得た知識や反省を以て課題点を見つけ、修正していくのも重要ですが、実際に「解いているまさにその時」に意識的にその知見を反映させていけるかどうかがこれからもそして本番でも重要になってきます。意識する点を洗い出すのは夏休みでそれなりにできたとは思うので、それをどうしたら活かせるのか、そこまで頭が回るといいのかもしれませんね。
最後に、自分が普段翻訳をする時に一番に大事にすることが「忘れ物の確認」です。助動詞の訳し忘れや冠詞によるニュアンスの違いなど仔細な点であっても訳し忘れのないように必ず最後に確認をします。少しでも完全なものを作りたいのです。完璧に至らせるのは難しいことであっても、完璧を目標とする姿勢は誰でもできることだと思います。夏が終わると時間はすぐ過ぎてしまいますから、油断せずに最大限、完璧を「目指して」努力するようにしてください。応援しています。
次回は森先生です!八月の終わりに相応しい、どこか沈着でありながらも熱のこもった助言がいただけると思います!お楽しみに!
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