こんにちは、担任助手の濱島です。3月も終わりに近づき、新年度で色々と新しい生活を迎える人が多いのではないでしょうか?
まずは高校3年生のみなさん、受験お疲れ様でした。結果に関わらず多くの人にとって大きな経験になったことと思います。結果として上手くいっても納得できていない人ももしかしたらいるかもしれませんし、その逆にあるという人もいるかもしれません。結果やそこに至る過程に対する個々人の感じ方や考え方は様々だとは思いますが、まずはここまでの努力を鑑みて、自分自身を労ってあげてください。そしてそれとともに高校の卒業も迎えたはずと思います。おめでとうございます!部活や学校行事、人によって力を注いだものは違えど貴重な3年間であったと思います!この先も経験を活かしていけるといいのではないでしょうか!
今校舎にいる生徒の皆さんとしては新高3の方々はもう二次試験本番までも一年ありませんね。というかもう「高3生」と呼ぶべきですかね。ここで毎年痛感することですが受験自体は全くもって甘くありません。先日の合格報告会や担任助手との面談など受験経験を聞く機会は十分にあった、またこれから先もあるのでそれらを糧にして机に向かうようにしましょう。通年(もう1年ありませんが)で見ても何かと「曲げないこと」が大事です。自分のことは自分が一番分かっているので、周りにブラされず動いていくのが目標達成への鍵と個人的には思っています。新高3以下の学年でも同様です。受験本番までの時間は着実に少なくなっているので、今やれることを今すぐに取り組むようにしましょう。
今後、今の受験生の皆さんの中にはアルバイトなどで「教える」立場に立つ人がいることと思います。自分としてもここまで皆さんに何も与えられていない状態ではいるので最後に「英語を教える上で自分の指導観に影響を与えた本」をいくつか紹介しておきたいと思います・・・、とはいえ自分も真っ当に指導をした経験は非常に少ないのであくまで「教える立場として役に立ちそうと感じた本リスト」程度に思っておいてください。
・根岸雅史『テストが導く英語教育改革』
・平沢慎也『実例が語る前置詞』
・綿貫陽、マーク・ピーターセン『表現のための実践ロイヤル英文法』
・川村健治『英語表現をマスター!時制の公式』
・澤井康佑『英文法再入門』
・薬袋善郎『基礎文法から学ぶ英語リーディング教本』
教育実習もまだですし、まともに教えた経験のない人間が何を言うかと怒られそうですが、「多様な学習方法を受容する」のが教える際には大事になってくるのかなと個人的には思っています。それを採用するか否かは指導される本人が必要としているかに依拠する点で、「音読が必要ない」「文法問題集が必要ない」といったケースがある一方で必要とされるケースを全面的に否定視し、盲目的になっていると学ぶ力の多様さに取り残されるだろうと。一概に方法論を棄却して回るのではなく、一度客観的に、そして当人の立場に立って精査する段階を経ることが大事なのではないでしょうか。長くなりましたが、全員が新しい段階に進むことと思います。目標は様々、頑張ってください!